syauto_sgsの日記(仮)

『スクスト』『スクメロ』が大好きな人のブログです。

『スクメロ』が僕達に残したもの 【4】自分の気持ちとみんなのために

コピペだとでも思ったか?まえがきからどうぞ。

 

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 『スクメロ』のストーリーのお話です。申し訳ないですが、多分この項目が一番まとまりがない記事になっています。読みづらいと思いますが、想いを受け取ってくださると、嬉しいなぁ…(遠い目)。

 

★明佳里の成長のストーリー

 ストーリーは、明佳里たち5人が「アプリコット・レグルス」として成長していくことで展開していきます。様々なハードルをなんとか飛び越えていく明佳里たち。その中で特に焦点が当てられたのは、明佳里自身の内面となりました。

 明佳里は過去に、「みんなで思い出づくり」のために、アイドルグループとして活動していました。しかし、みんなを無茶させて、結果倒れる子が現れてしまったのです。そこで「本当は自分のためにみんなをわがままにつき合わせていたのではないか?」「ここまで無茶することはなかったのではないか?」という問いをぶつけられた明佳里。それ以来、アイドル活動から距離を置いていたのですが、『スクメロ』の物語の始まりと共に、再び明佳里はアイドルとしての道を歩み始めます。

 過去のトラウマは、随所で明佳里を立ち止まらせます。しかし、それを打破することになったのは、「自分のためにアイドルをやっていいんだ」「自分が楽しいからアイドルをやる」という良い意味での開き直りでした。そして最終的には、過去のアイドル仲間が応援に駆けつけてくれることで、明佳里は真の意味で過去の呪縛から解き放たれ、本当の輝きを放つことになります。

 また、物語が進んでいくにつれ、最初は「流されるままやっていく」というスタンス、つまり自分の意思を出しすぎないでいこうというスタンスだった明佳里(もちろん明佳里は元から積極性の塊なので、レグルスを結成するなど行動力抜群なのですが)が、終盤になると「レグルスのみんながすごいアイドルだって証明したい!絶対に勝ちたい!」と自分のため(そしてそれはみんなのためでもある)にもっと頑張りたい意思を見せてきたのが印象的でした。

 

★仲間の存在

 そして、その「勝ちたい!」という意思はみんなにも伝わり、みんなを無茶させてしまうのですが…。そこにあったのは、香澄と薫のグループの支えとしての存在。そして、先ほども述べた明佳里の過去からの解放。これらが合わさり、本当の「楽しさ」「かわいらしさ」を手に入れた彼女たちの気持ちは、一つになり、また一段と大きな星のように輝いたのです。

 香澄と薫だけでなく、真央と渚の存在も大事でした。トップアイドルを目指す真央という存在がいたからこそ、明佳里は高みを目指すことができたのだと思いますし、渚は、不器用で、現実的で、でもだからこそ、彼女の言葉と意志は、一番明佳里の心に響きます。

 

★ベタかもしれないけどまっすぐなストーリー

 こうして紡がれていったストーリーは、ベタと言えばベタかもしれません。前の記事の分類でいけば、「伝統」なのでしょう。といっても、私は『アイマス』や『ラブライブ』などのストーリーを詳しくは知らないので、伝統と言いきることはできないのですが…(『デレステ』をやってはいるんだけど、まだストーリーが第1章なんです)。ただ、「伝統」だからこその心温まる青春ストーリーはストレートで、レグルスの輝きが素直に伝わってくるのでした。

 

★もっと探っていきたい

 もちろん、ストーリーの細かいところは悪い意味で気になってしまいます(例:『スクスト』キャラが言わなそうなことを言っている、細かい誤字、など)。ですが、このお話の意義である「過去に一度アイドルを諦めた女の子」「自分のため?みんなのため?」「仲間という存在」に注目すると、もっと何かが読み取れそうな気がしているのです。今はまだ全て受け取りきれてはいませんが、今後はもっと探っていきたいと思います。

 ちなみに、込み入った話になりますが、私はこのストーリーを読んで『デジモンクロスウォーズ』の工藤タイキを思い出しました。特に漫画版(中島諭宇樹先生)はそこらへんの掘り下げもされているのでみんな読んでちょ(宣伝)。

 

★自分のための気持ちとみんなのための気持ち

 思えば、「『自分のための気持ち』と『他人のための気持ち』がごっちゃになる」というのは、「アイドルを応援する」というのでも同じなのかもしれません。レグルスを応援していると、「レグルス」が好きなのか、「レグルスを応援している自分」が好きなのか、よく分からなくなった時がありました。よく言うじゃないですか、「『自分がいる地下』から『メジャーどころ』に巣立っていったアイドルを見て、自分の愛情は消え失せてしまった『共に歩んでいる』ときが良かった」みたいなやつです。ただ、そういったことは実はよくある話で、あまり悩まないで良いのかな…とも今は思っています。そういうごっちゃなことを受け入れて、とにかく「応援するのが楽しい!」という感情を大切にしていけばいいのかなと思いました。

 

 この記事も、主観と客観をごっちゃにしたのはそういう節がありますし、自分と他人なんて、思ったより分けなくて良いんじゃないかな…と。「自分がそうしたいから」「レグルスのみんなのために」と、様々な感情を持ち合わせながら、書いています。

 ちょっとパーソナルな意識が出すぎてしまいましたね。自分でも何書いてるかわけわかめです。閑話休題

 

★★★ 

 

 まあそういうわけで、『スクメロ』のお話は良かったよ、という記事でした。

 ああ、言い忘れていました、「ストーリー」はフルボイスなんですよ。レグルス(3)のみんなも有名声優もみんなむっちゃ喋ります『スクスト』本編でやれ。レグルスのみんなの演技が上手くなっていく様子もまた、キーワード「共に歩む」の一つではないでしょうか。

 

 さて、あらかたのことは話し終わりました(何か忘れていたらゴメンナサイ)。

(追記)忘れていたので追記しました。(「追記」の記事の最後からでも、あとがきへ進めます)

 

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でも、もうちっとだけ続くんじゃ。

 

次回、「あとがき~旅の途中~」。

 

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